こんにちは、東大卒ヘッジファンドオタクの投太郎です。
今回は、タワー投資顧問というヘッジファンドの評判についてまとめていきたいと思います。
大量保有報告書から、投資銘柄や投資手法についても分析していきます。
1-1 タワー投資顧問の概要
会社名 | タワー投資顧問株式会社 |
代表 | 藤原伸哉 |
設立 | 1990年 |
会社住所 | 東京都港区芝大門1-2-18 野依ビル2F |
電話番号 | – |
ホームページ | – |
運用規模 | 約3300億円 (2005年のピーク時) |
平均利回り | – |
手数料 | – |
タワー投資顧問について一言で表すと『村上ファンドの次に有名な国内ヘッジファンド』です。
おそらく機関投資家や紹介経由の超富裕層しか顧客にしていからなのかホームページこそ存在していませんが、間違いなく日本国内において最も有名な運用会社の一つです。
金融業界に身を置く人であればほぼ全員が知っている運用会社だと思います。
ただ、運用規模が大きすぎるため、数億円を持っていないと個人は投資できないのではないかなと思います。
私も含め、数千万円程の投資資金しかない方が大半だと思いますので、そのような資産状況でヘッジファンドを探している方はこちらの記事をご参照ください。
1-2 タワー投資顧問のファンドマネージャーの経歴
タワー投資顧問は、年収100億円のサラリーマンと言われていた あの清原達郎氏がファンドマネジャーを務めていたことでも有名です。(現在でも清原氏が運用を担当しているとの情報ありますが、詳細不明です。)
清原達郎氏の経歴
1981年 | 東京大学経済学部卒業→野村證券新卒入社 |
1993年 | 在職中にスタンフォード大学MBA取得→野村證券退社 |
– | ゴールドマンサックス→モルガン・スタンレー→スパークス投資顧問 |
1998年 | タワー投資顧問運用部長 |
2004年 | 長者番付1位 : 年収100億円のサラリーマンとなる |
2022年 | 現在もタワー投資顧問運用部長を務めている? |
2006年のライブドアショックやその後のリーマンショックの影響もあり、2009年2月にはタワー投資顧問は基準価格ベースで72%もの下落を経験しますが、清原氏の運用手腕の影響は大きく、そこから10倍以上のパフォーマンスを発揮しています。
企業の本業の力を見抜く眼力はピカイチとされていて、当時「清原氏が買えば株価は上がる」というレジェンドまで広まったほどです。
1-3 タワー投資顧問の投資手法
タワー投資顧問の投資手法は、あのウォーレンバフェットと同じくバリュー投資です。
企業の実態と比較して、安値で放置されている小型株を買い、高音になったところで売却をして利益を得るというシンプルかつ王道な投資手法です。
タワー投資顧問は当時、「アーネストワン」や「卑弥呼」などといった超マイナーな企業に対して躊躇なく投資していたことが印象深いです。
世間での評判や知名度に流されず、企業価値を見抜く力がとてつもなく強いため実現することのできる投資手法ですね。
1-4 大量保有報告書からタワー投資顧問の組み入れ銘柄を分析
上場企業の株式を5%以上保有する場合、5営業日以内に大量保有報告書というものを提出する必要があります。
ヘッジファンドであるタワー投資顧問においても、提出義務は当然あります。
タワー投資顧問が提出した大量保有報告書から、過去組み入れ銘柄も見ていきたいと思います。
報告義務発生日から取得株価も推測できるため、ご自身で株式投資をされている方はご参考にしてください。
タワー投資顧問の投資先一覧(2022年に報告義務発生)
企業名 | 推定取得株価 | 報告義務発生日 |
---|---|---|
加藤製作所 (6390) | 791円 | 2022年1月28日 |
ナレッジスイート(3999) | 776円 | 2022年4月6日 |
クルーズ (2138) | 763円 | 2022年4月6日 |
牧野フライス製作所 (6135) | 4720円 | 2022年6月7日 |
荻原工業(7856) | 1112円 | 2022年7月12日 |
日本食品加工(2892) | 2467円 | 2022年11月22日 |
2 タワー投資顧問の評判について
2-1 タワー投資顧問のネット上の口コミ
2-2 タワー投資顧問のメリットとデメリット
メリット
- 日本国内の中で最もレベルの高いファンドマネージャーに資産運用をしてもらうことができる
デメリット
- ホームページが閉鎖されているため、問い合わせ窓口がそもそも不明
- 個人で投資をしようと思っても数億円レベルの資金がないと相手にして貰えない可能性が高い
3 今回のまとめ
今回はタワー投資顧問の評判についてまとめてみました。
タワー投資顧問は国内でも有数のヘッジファンドですが、個人が購入しようと思っても数億円程度の最低購入金額が必要である可能性が高いです。
このようにかなり高いハードルとなっており、投資するには難しいかもしれませんが、安心してください!
実は国内には数多くのヘッジファンドが存在し、他にも魅力的で投資のハードルも高くないヘッジファンドも存在します。
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