ヘッジファンドは99%の人にとっておすすめしない投資先【大損する前に必ず見て!】

こんにちは、某法律事務所にて日々投資詐欺案件に携わっています、投太郎です。

普段から「投資はやっぱりインデックス投資が安定感抜群!」なんて話をよくするんですが、ヘッジファンド投資についても質問をいただくことが結構あるんですよね。

ただ、改めて自分の経験を振り返ってみると、ヘッジファンド投資って思った以上にめんどくさい部分が多いんです。

正直なところ、中途半端な覚悟ではやめておいたほうがいいと感じています。

それどころか、「ヘッジファンド投資って、実はほとんどの人には向いていないんじゃないか?」なんて思うようにもなりました。

そこで今回は、しっかりとお伝えしようと思います。

投太郎
投太郎

ヘッジファンド投資は、私はおすすめしません!

この記事では、その理由について詳しくお話ししていこうと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!

私がヘッジファンド投資をお勧めしない理由は、大きくわけて、以下の3点に絞られます。

ヘッジファンド投資をお勧めしない3つの理由

①怪しい自称ヘッジファンドが多い

②2,000万円以上の余剰資産が必要

③いろいろめんどい

一つ一つ詳しく見ていきたいと思います。

1-1 怪しい自称ヘッジファンドが多い

まず、もし国内で信頼できるヘッジファンドを見つけられるなら、それはそれで良い選択肢かもしれません。

ですが、実際には怪しい「自称ヘッジファンド」がかなり多いという問題があります。

ヘッジファンドは「私募」の金融商品であるため、一般的な投資信託のように詳細な審査や透明性が求められていないんです。

この仕組みを逆手に取って、見た目だけそれっぽいインチキなファンドが存在するのも事実です。

投太郎
投太郎

しかも、こういった怪しいファンドは表面上の作り込みが上手いんですよね。

例えば、小洒落たホームページや広告を用意していたりします。

一方で、本当に信頼できるヘッジファンドは、逆に地味で素っ気ないウェブサイトだったりするので、普通の人が見分けるのはかなり難しいんです。

過去には、「100万円から投資可能!」と謳う怪しいファンドが話題になったことがありました。

このファンドは、「高度なFX運用」をしていると豪語していましたが、蓋を開けてみると運用実態はゼロ

さらに、代表者が投資家のお金を横領していた疑いが持たれています。

具体的な名前はここでは控えますが、気になる方は調べてみるとすぐに情報が見つかると思います。

このようなリスクがある以上、特に投資経験が浅い方には、ヘッジファンド投資はおすすめできないのが正直なところです。

そして、まともなヘッジファンドとインチキヘッジファンドを見抜くことは多くの方にとって難しいのはないかなと思います。

ヘッジファンドの選び方や、私が投資しているヘッジファンドに触れている記事も用意していますので、興味があればそちらも見てみてください。

【ヘッジファンド徹底解説】ヘッジファンド100社以上を調査した現役法律事務員が語ります!

1-2 2,000万円以上の余剰資産が必要

私がリサーチしたところ、国内で信頼できるヘッジファンドは最低購入金額を1,000万円以上に設定している場合がほとんどでした。

「頑張って貯金をかき集めれば、なんとか1,000万円用意できそう!」という方もいらっしゃるかもしれません。

でも、そういうギリギリの状況でヘッジファンドに投資するのは、正直おすすめできません。

ヘッジファンドは手数料が高いことでも有名です。

ファンドの運用に必要な管理費用だけでなく、運用益の一部が「成功報酬」として差し引かれます。

つまり、短期間で資金を引き出すような事態になると、手数料負けしてしまう可能性が非常に高いんです。

例えば、「何かの理由ですぐに現金が必要になって、半年~1年以内に解約せざるを得なくなる」といった状況を想像してみてください。

投太郎
投太郎

せっかく預けた資金が、手数料だけで目減りしてしまうのは残念ですよね。

じゃあ、どのくらいの資金があればヘッジファンド投資を始めてもいいのか?と考えると、最低1,000万円を預けられる余裕が必要です。

この余裕とは、生活費や緊急時の貯蓄に手をつけることなく運用資金を確保できる状態を指します。

仮に1,000万円を投資するなら、総貯金額として2,000~3,000万円は必要でしょう。

これぐらいの資産がなければ、安心して長期的に運用を続けることは難しいと思います。

率直に言うと、日本のほとんどの人はこうした資金を持っていません。

貯蓄額の全国平均を考えると、ヘッジファンド投資が手の届くものではないのが現実なんですよね。

1-3 いろいろめんどい

ヘッジファンド投資は、インデックス投資と比べると正直めんどくさいことが多いです。

ここでは、私が実際にBMキャピタルに投資した経験をもとに感じた「めんどくささ」をお話ししますね。

四半期ごとにしか運用成績がわからない

まず、BMキャピタルでは預けた資産の運用成績が四半期に一度しか確認できません

もちろん、インデックス投資も基本的には長期運用が前提なので、日々の値動きはあまり気にしないのが普通なんですが、「増えている瞬間を見る」のって、やっぱり投資家の楽しみの一つなんですよね。

これが四半期ごとしか確認できないのは、個人的にはちょっと物足りないなぁと感じました。

流動性が低い

次に、ヘッジファンド投資は流動性が低いという問題があります。

つまり、急に現金が必要になっても、すぐに資金を引き出せないんです。

あと、BMキャピタルの場合、合同会社スキームを取っているので、投資家が500人を超えるとファンドを解散しなければいけないというルールがあります。

これに巻き込まれると、投資家としても少なからず影響を受けることになるんです。

もちろん、これはすべてのヘッジファンドに当てはまるわけではありません。

でも、インデックス投資のような気軽さはやっぱりないなと感じています。

総じて、「しちめんどくさい」ってほどではないんですが、細かい心労が積み重なっていく感じです。

インデックス投資なら、ネット証券で簡単に購入・運用できて、毎日値動きも確認できますし、いつでも現金化が可能です。

投太郎
投太郎

インデックス投資は精神的な負担が少なくて、投資をもっと気軽に楽しめるんですよね。

私のヘッジファンド投資の実体験をもっと詳しく知りたい場合は、以下記事でかいてありますので、参考にしてみてください。

【実体験から暴くBMキャピタル】10年間の投資で見えた欠点とは?資産1億越えの投資家が実態の全貌を公開します!

おまけ 証券会社で買える『ヘッジファンド型投資信託』

楽天証券や他の証券会社では、名前に「ヘッジファンド」と付く投資信託がちらほら見つかりますよね。

「これでヘッジファンドに投資できるのかな?」と思う方もいるかもしれませんが、結論から言うと、これらは本物のヘッジファンドではなく投資信託です。

確かに、こうした投資信託の中には、間接的にヘッジファンドに資金を振り向けているものもあります。

でも、問題は間に挟まる手数料が多いことです。

例えば、為替手数料や証券会社の取り分といったコストが積み重なることで、本来の利回りがかなり圧迫されてしまうんです。

その結果、期待していたような高利回りを得るのが難しくなることが多いです。

2 今回のまとめ

ここまで、ヘッジファンドへの投資を辞めたほうがいい理由について、私の経験も踏まえて語ってきました。

インデックス投資と比べると正直ちょっと手間がかかりますし、本当にコストに見合っているのかと疑問に思う部分が多くあります。

ただ、最近のインデックス投資が絶好調なこともあって、「安定した運用」の価値を軽く見てしまいがちなことには注意したいと思っています。

そもそも、インデックス投資の平均利回りは年5~10%と言われていますが、最近はたまたま良い相場が続いているだけで、いずれは平均に収束していくものです。

一方、BMキャピタルは長年にわたって年平均10%以上のリターンを期待できる実績があります。

多少のめんどくささがあっても、私はこの安定を重視してBMキャピタルに投資しています。

もし少しでも興味があれば、ぜひ他の記事も読んでみて、じっくり検討してみてください。

【現役法律事務員が徹底検証】BMキャピタルについてわかっていることを全部網羅的に解説してみた