こんにちは、某法律事務所にて日々投資詐欺案件に携わっています、投太郎です。
今回も、何度かこのサイトで取り上げている国内ヘッジファンドBMキャピタルについて解説していきます。
BMキャピタルは「平均年利10%越を10年以上継続!」という驚異的な実績を上げているようですが、実際にその成果を生み出している社員たちとは一体どのような人たちなのでしょうか。
この記事では、BMキャピタルの運用チームについて、その経歴やバックグラウンドに少し踏み込んでみようと思います。
代表を務める森山武利さんをはじめ、運用に携わるメンバーがどのような経歴を持ち、どんな戦略で運用しているのかを確認することで、BMキャピタルのリターンに対する信頼度を少しでも測れるのではと思っています。
実際、私自身もBMキャピタルで働く人々に注目し、彼らのスキルや信頼性が十分だと思ったからこそ投資しています。
投資判断をする際、過去の実績だけでなく、ファンド運営に関わる人々の能力や経験も重視するのが私のスタイルです。
それがなければ、正直、インデックス投資一本で、ヘッジファンドへの投資はしていないと思います。
とはいえ、これはあくまで私の判断基準ですので、皆さんもご自身の判断で考えていただければと思います。
それでは、BMキャピタルの社員のバックグラウンドについて詳しく見ていきましょう。
この章では、BMキャピタルの代表とファンドマネージャーの経歴などについて、私が把握している範囲で紹介していきます。
では、まずはBMキャピタルを率いる代表の経歴について見ていきましょう。
1-1 BMキャピタルの代表 : 森山武利さんの経歴
BMキャピタルの代表を務めるのは、50代くらいの森山武利さんです。
営業面でも活躍されており、私が面談を受けた際も、この森山さんが直接担当してくださいました。
セミナーなどで登壇されることもあるようで、外部サイトではお顔も公開されているようです。
引用元 : セミナー情報.com
面談の際に詳しく伺った内容をもとに、森山さんの経歴を以下にまとめました。
新卒入社 :本田技研工業
転職 :日本ユニコム
転職・昇進 :日産証券にて、大阪支店長に着任
BMキャピタル:転職後、現在は代表としてファンドを率いている
それでは、森山さんの経歴について、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
森山さんの経歴① : 日本ユニコム
森山さんが日本ユニコムに在籍していた時期は、主にコモディティ取引と関連セミナーを担当されていたようです。
例えば、株式や債券は市場全体が落ち込む局面では同時に下がってしまいますが、コモディティはこうした市場の波に左右されにくいため、資産全体を守るために組み合わせることで、リスク分散の効果が期待されます。
森山さんは日本ユニコム時代にこのようなコモディティを担当し、台湾の商工会議所では金に関するセミナーにも登壇していたそうです。
森山さんの経歴② : 日産証券
その後、日本ユニコムは日産証券に買収され、森山さんも日産証券に移籍する形となります。
2016年2月8日 – 日産証券株式会社に商品先物取引業及び付帯事業を吸収分割して承継。
引用元 : Wikipedia 日本ユニコム
金融業界では、日興証券が三井住友フィナンシャルグループに買収されSMBC日興証券になったように、業界再編が頻繁に行われています。
こうした背景から、金融機関の合併や買収は珍しいことではありません。
日産証券に転職した森山さんは、ここで株式市場に関するセミナーを担当。
ユーストリーム配信も行っていたようで、相場の上昇を意味する「ブル」から「ブル森山」と呼ばれ、視聴者からも解説がわかりやすいと好評だったそうです。
私も実際に森山さんからBMキャピタルについて説明を受けましたが、その説明はとても分かりやすかったです。
株式市場とコモディティの両方に精通しているなんて、非常に頼もしいですよね。
また、森山さんは日産証券で大阪支店長にも就任されており、業界の再編が進む中でも、優秀な人材は着実にキャリアを積み上げていくものだと感じます。
森山さんの経歴③ : BMキャピタル
その後、森山さんはBMキャピタルに転職し、現在は代表として活躍されています。
どうして森山さんが日産証券の大阪支店長という安定した地位を手放してまでBMキャピタルに入社したのか気になり、面談の際にいろいろとお話を伺いました。
ただ、この経緯を理解するには、まずBMキャピタルのファンドマネージャー陣がどれほど優秀なのかを知ってもらう必要があると思いますので、詳細は後ほど改めてご説明しますね。
1-2 BMキャピタルのファンドマネジャーの経歴について
冒頭でお伝えした通り、ヘッジファンドに投資する際には、そのファンドで働く社員たち、特にファンドマネージャーの存在が極めて重要だと私は考えています。
ファンドマネージャーは、ファンドの投資戦略や運用先を決定する役割を担っており、ファンドのパフォーマンスはこの人物の手腕に大きく依存します。
つまり、ファンドの成否を左右すると言っても過言ではないのです。
ファンドマネージャーの経歴をチェックすることで、そのファンドがどのような戦略で運用されているのか、信頼できるかどうかの判断材料にもなると思います。
そのため、面談時にファンドマネージャの経歴についても詳しく聞きました。
BMキャピタルのファンドマネージャーの経歴は下記の通りです。
東大(理系)→バークレイズ(外資系投資銀行)→BMキャピタル
それでは、詳しく見ていきたいと思います。
ファンドマネージャーの経歴① : 東京大学出身
BMキャピタルのファンドマネージャーは、東京大学の理系学部を卒業されています。
東京大学について改めて説明する必要もないかもしれませんが、日本のトップ校であり、国内外でその名が通じる権威ある大学です。
特に理系分野では国際的に高い評価を受けており、東大出身というだけで、非常に高い専門知識と学力を備えた方であることがうかがえます。
ちなみに、この方は大学院から東大に進学した「学歴ロンダリング」ではなく、学部から東大に入学し卒業されていますので、その点でも信頼感があります。
また、東大卒業後に新卒で入社した会社を見ても、東大の中でもかなり優秀な方だったことが伺えます。
ファンドマネージャーの経歴② : バークレイズ証券(Barclays)
BMキャピタルのファンドマネージャーは、東京大学卒業後、外資系投資銀行のバークレイズ証券に入社しています。
バークレイズ証券といえば、世界的な投資銀行グループであり、その入社難易度は非常に高いものです。
特に日本では、東大出身者の中でも限られたエリートしか入社できないほどのハードルの高さで知られています。
三菱商事や電通など、国内の一流企業と比べても、はるかに採用基準が厳しく、外資系の中でもトップクラスの権威を持つ金融機関です。
BMキャピタルのファンドマネージャーの方は東京大学卒業後、バークレイズ証券という外資系投資銀行に入社されます。
参考になるか分かりませんが、2ちゃんねるの就活偏差値表を貼っておきますね笑
三菱商事や電通などの国内一流企業よりもはるかに高い偏差値で評価されています。
《22卒就職偏差値たたき台 最新》
【80】McKinsey GS
【79】Bain BCG JPMorgan MorganStanley=====世界の重鎮=====
【78】ATKearney BofA Google
【77】Strategy& RolandBerger ADL Barclays citi UBS BNPParibas
【76】日本銀行 野村證券(GM) ZSAssociates P&G(マーケ) HSBC RBS DeutscheBank CreditSuisse Lazard=====海外トップ大勝ち=====
【75】日本政策投資銀行 三井不動産 三菱地所 三菱商事 野村證券(IB)
【74】国際協力銀行 SMBC日興証券(IB) 東京海上日動(SPEC)
【73】EYParthenon Accenture(戦略) CDI IGPI 伊藤忠商事 日本生命(専門) 三井住友海上(SPEC)
【72】野村アセットマネジメント みずほFG(GM/AM/GCF)
日本生命(AC) 第一生命(AC) クオンツ全般 三井物産 Microsoft ユニリーバ(マーケ) みずほ証券(IB)
【71】NRI(経) MRI DI 日本テレビ テレビ朝日 フジテレビ TBS 講談社 集英社 日経新聞 電通 国際協力機構 KPMG(FAS) 三菱UFJモルガンスタンレー証券(IB) Amazon EY(AC) PwC(AC) 損害保険ジャパン(AC)
【70】LEK KornFerry Mercer Oliver Cisco AWS SMBC日興(ST) 日本取引所グループ アセットマネジメントOne その他AC全般 住友商事 小学館 文藝春秋 大和証券(IB/GM) 日本ロレアル(マーケ) 花王(マーケ) 資生堂(マーケ) JAFCO=====東京一工勝ち=====
日本ではヘッジファンドの知名度がまだ高くないためイメージがつきづらいかもしれませんが、海外では「トップ大学→バークレイズのような外資系投資銀行→ヘッジファンド」というキャリアパスは、まさにエリート中のエリートが辿る王道ルートとされています。
2 森山氏がBMキャピタルに入社した理由
先ほどの「なぜ森山さんは日産証券の大阪支店長の地位を手放し、BMキャピタルに入社したのか」という問いですが、その答えは、BMキャピタルのファンドマネージャーの圧倒的な優秀さにあるようです。
森山さんがファンドマネージャーの方と出会った際のエピソードを伺いましたので、ご紹介します。
なんとも感動的な話ですね。
もっとも、実際どこまで本当かは分かりませんが笑
3 今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はBMキャピタルの代表の森山さんとファンドマネージャーの方の経歴についてまとめてみました。
冒頭で述べたように、私は投資判断をする際に、過去の実績だけでなく、ファンドを運営する人々の能力や経験も重要なポイントと考えています。
そうした信頼できる運営陣が揃っていなければ、正直なところ、インデックス投資一本にして、ヘッジファンドには手を出していないでしょう。
こうした調査も含めて考えると、ヘッジファンドの投資ってかなり大変ですよね笑
もうこれは趣味に近い領域かもしれません。
あなたも、もし興味があるならば、ぜひほかの記事も読んでみてくださいね。
【現役法律事務員が徹底検証】BMキャピタルについてわかっていることを全部網羅的に解説してみた