【1分で読める解説シリーズ】ヘッジファンドは日本で個人が楽天証券で購入できるのか?

こんにちは、某法律事務所にて日々投資詐欺案件に携わっています、投太郎です。

個人的に友人から「ヘッジファンドの買い方」について質問されることがよくありますので、一応簡単にまとめておきます。

特に多いのが「ヘッジファンドって楽天証券やSBI証券で買えるの?」という質問です。

結論から言うと、楽天証券などの証券会社ではヘッジファンドは買えません。

金融商品には、誰でも購入できる「公募ファンド」と、特定の投資家向けに限定募集される「私募ファンド」の2種類があります。

ヘッジファンドは一般的な募集を行わない「私募ファンド」のひとつです。

楽天などの証券会社で購入できるのは基本的に公募ファンドのみのため、ヘッジファンドをそこで買うことはできません。

そもそもヘッジファンドは、少数の富裕層から資金を集め、その資金を運用するのが基本的な形です。

多くの場合、最低投資金額も1億円以上と設定されています。

このように、少数の投資家に対して専門的な運用サービスを提供するのが、ヘッジファンドの本来のあり方です。

また、ヘッジファンドが少数の大口投資家だけを対象とすることには、次のような理由やメリットもあります。

・小口の資金を集めると出資者への対応コストが膨らむが、少数なら顧客管理コストが抑えられる

 

・少額の投資家は短期利益を重視しがちで、パフォーマンスによって資金の引き上げを行うケースが多いため、ファンドとしては投資計画が立てづらくなる

 

・長期的に資金を預ける大口投資家が多いほど、ファンドも柔軟な投資戦略を実行できる

こうした背景から、通常は多くの資産を持たない一般の方がヘッジファンドに投資するのは難しいのが実情です。

投太郎
投太郎

ちなみに私は、BMキャピタルという国内ヘッジファンドに数千万円を投資しています。

BMキャピタルは準富裕層向けに運用されており、1,000万円から投資が可能です。

BMキャピタルに関心がある方は、さらに詳しい情報を記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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